梅の花が大好き。もうすっかりピークは過ぎて、桜にとって代わられようとしている。
梅の好きなところ。まだ寒い時期に、暖かな春のおとずれを静かに教えてくれること。そして散っていく時はひっそり散って、もの悲しさがないところ。梅が姿を消したらいよいよ春本番で、山ほどの花々が咲き始めるというのも好き。
あの白くて柔らかそうな花びらがたわわに咲く枝、甘い香り。
どこかの男性がせっせと梅を育てて、「あなたのために立派な白梅の花を咲かせたから、結婚してください」と求婚に来たら、「はい」と答えるんじゃないかしら。